TOPページ > インテリアコーディネーター試験 > 試験の概要
インテリアコーディネーター資格は、社団法人インテリア産業協会が実施している民間資格です。試験は、インテリアコーディネーターとして必要な知識、技能を身につけているかどうかを判定する内容になっており、一次試験と二次試験があります。一次試験はインテリア商品と販売、インテリア計画と技術、それぞれ100分の択一選択式試験です。二次試験は論文80分、プレゼンテーション140分です。
プレゼンテーションというのはある条件を与えられ、それに対してインテリアコーディネーターとしてどのようにコンセプトを立案、計画、提案し、問題を解決するのかといった内容を記述するもので、その過程で図面やパース画を描かされます。よって限られた時間内に的確な図面やパースを描く技術が必要とされるわけです。
年齢や性別の制限がないため、女性が大半を占める中で、男性の受験者も2割ほどいます。男性は若い世代のみならず40歳以上の受験者もおり、幅広い年代が受験しているようです。ボリュームのある試験なので、一発で全部に合格できるとは限りません。一次試験に合格したけれども二次試験で不合格になった場合は、次年度から3年間は一次試験を免除するという制度があります。
また、一次試験の2科目(「インテリア商品と販売」「インテリア計画と技術」)のうち、1科目のみ合格だった場合は、次年度から3年間は合格科目の受験を免除することもできます。とはいえ、最終合格率は20%程度と、あまり高くはありません。これはインテリアコーディネーター試験の範囲がとても広く、覚えなくてはいけないことが多岐に渡るためとも言われます。それもそのはず、インテリアの仕事は生活全般に関わる部分も多く、ここまではインテリアコーディネーターの仕事、でもここからはお母さんの仕事、と切り離せない部分もあるからです。
実際に、洋服の品質表示、洗濯表示について出題されたこともあります。こういったことはインテリアとは一見関係ないことなので、家事をやらない人には難しいかもしれません。インテリアコーディネーターとして、家事や育児の経験もすべて生かせることが、この仕事の魅力でもあります。特に主婦目線で見たキッチンや収納の使い勝手などの経験は大いに役立ちます。
インテリアコーディネーターは住宅を対象とすることが多く、顧客も主婦であることが多いため、生活にまつわる全般的なことを知識や経験として蓄えておくことも大切です。陶芸など焼き物の産地、テーブルコーディネート、画家とその画風、効率の良い掃除の仕方、DIY、手芸、花の飾り方やフラワーアレンジメント、ガーデニングなどです。これらについて知っている、実際に経験したことがあるという人は、その知識や経験さえも仕事に生かせるのです。また、わずかですが、試験の問題として含まれる可能性もあるということです。